写真で見るとダサいけど実際見ると悪くないよ?アフリカツインよりはかっこ悪いけど。 |
9/22契約→9/26車体到着→10/1納車というハイスピードで納車対応していただけました。さすがに高額な車両なんで、一括での購入は無理でローンを組むことになった。ちなみに1年間の盗難保険付き(JACCS)。
そんなわけで、そこそこ最新機能を搭載してる1290 superAdventure Sの機能面を1ヶ月乗った範囲でご紹介。
■印象
・エンジン
1301ccで160馬力近くもあるバイクではあるが、穏やかな印象。まあ、Vツインエンジンって、そういうものなのかもしれない。ただ、690DUKEのようなアクセル開度に比例したダイレクト感がないので、そこは慣れが必要かな。
・走行
とにかく疲労度が690DUKE時の1/4位に減った。アドベンチャーモデル流石である。まあでも、さすがに都内を走るのはなかなかのシンドさであり、そういうところは690DUKEが懐かしく思える。
・取り回し
意外とびっくりしたのが、取り回しが軽い事。前にレンタルで借りたNinja1000の方が重く感じた。つっても、坂道とか、車体を傾けたらそりゃあ重い(乾燥215kg、ガス満タン時238kg)
・クラッチ
この価格帯になってくると、国産バイクに近い感じがある。690DUKEの頃はなんか雑なフィーリングがあった。が、ニュートラルにはあいもかわらず入りにくいw
■RACE ON(キーレスエントリー)
バイクに寄ってスターターボタンを押すだけ。メインスイッチが入り液晶メーターが表示する(キーオン状態)。ハンドルロックはキーオフ状態でスターターボタン長押し。物理キーも付いてるけど、シートを外すときにしか使わない。ガソリンキャップは停止状態でキーオン状態になっていれば、開けられる。
ちなみに下記のような欠点も。
・キーとバイクの通信が失敗してるのか、スターターボタンを押してもキーオンしない事があり、ビビる。
・エンジンスタートはキルスイッチを手前に押し込む。慣れてないので、エンジンをかけようとしてスターターボタンを押してしまい電源が切れる(キーオフ状態)。よくやるw
・走行中「NO KEY IN RANGE」とか出てきてビビる。ポケットの中に入ってますやん!どうやら、日本輸入バージョンは電波が弱くなっているのが原因っぽい。
■コンバインABS・コーナリングABS
コーナリングABSは、バンク中強めにブレーキをかけても、センサーの情報を元にブレーキの効きが制御され、カーブで散る要素が減る。ABSの凄いバージョン。
■クルーズコントロール
登り坂下り坂関係なく、指定した速度でずーっと走ってくれる。クルコン状態は、クルコンスイッチでOFF、クラッチを切る、ブレーキをかける事でキャンセルされる。KTMミーティングで東京から浜松まで東名高速を走ったときに絶大な威力を発揮。クルコンがないバイクはツアラーやアドベンチャーを名乗ってはいけない、と思った一品。
■オートマチックウィンカーリセット
10秒または150m走ったらウインカーをキャンセルしてくれる。去年モデルまではオプションの機能だった。楽だけどキャンセルされるまで案外時間がかかるため、端から見たらウィンカーの消し忘れのように見られるw
■コーナリングライト
カーブを曲がってるとき、メインのライトとは別に、曲がってる方向を照らしてくれる。暗いところを走ってない為、明確にはわからなかったものの、たしかに明るくなってはいた。
■DRL(デイタイム-ランニング-ライト)
ポジションランプのみ点灯 |
■電子制御サスペンション
電子制御の証 |
1人の設定時 |
また、減衰力もスポーツ、ストリート、コンフォート、オフロードと設定できる。
多分、自分の使い方ではストリートとコンフォートしか使わない。
ライドモードはスポーツ、ストリート、レイン、オフロード。レインモードでは130馬力まで抑制され、街乗り時に乗りやすくなる。
■6.5インチTFT液晶メーター
デカくて綺麗。690DUKEより解像度も上がり、偏光処理がされ夏でも見やすくなってた。ぶっ壊すと修理費10万以上は確定というパーツ。
■USB端子付小物ポケット
通常、スマホをハンドルバーなどにマウントしちゃうので、今のところ使わない。
■シガーソケット
キーレスになった為、キーシリンダーがあった場所にはシガーソケットが標準装備された。
■エアバルブ
空気が入れやすくなった。これ標準装備にしろ。
■その他オプション
オプションでクイックシフター(クラッチ切らなくてもシフトアップ、ダウン可能)、
KTM MY RIDE(bluetooth連携:ハンドルのコントローラーで音楽や電話の操作が可能)
等、最新の機能が満載されてる。