ManageEngine OpManager8

サーバーやネットワーク機器を監視する際、殆どの場合、MRTGやmunin等有名なツールを使うと思う。つうか、あいつらなんであんなに複雑なんだ。マジMIBとか意味がわからねえw。
で、Linux素人レベルの俺にはこの2つのツールの導入は難易度高め。で、Windows信者として、Windowsでなんとなならないもんかと探して見つかったのがOpManager。10ノードまで無料。神か。
やっぱりハードルは高いけど、他のに比べれば全然マシだと思う。

1.ダウンロード
ManageEngineからダウンロード


2.インストール
普通にインストール。途中で「日本語」と「10ノードまでの無料バージョン」(英語で書いてある)を選択。インストール終了後、webベースの管理ページが開くので、ここから設定していく。
最初の最初はディスカバリウィザードってのが出てくるが、即キャンセル。

3.イントロタブ画面が開いてるはずなので、ここから「認証情報の設定」を選ぶ。
多分、SNMPとWMIがディフォルトで設定されてるハズ。
SNMPは大抵の場合、バージョンがSNMPv1/v2でコミュ名がpublicなんで、監視機器側のSNMP設定もそれにしておく。
WMIの場合は認証タイプがwindowsで、ドメイン/ユーザー名にサーバーにアクセスできるWindowsユーザー名とパスワードを設定するが、後で機器ごとに個別で設定できるので適当でいい。しなくてもいいw


4.監視機器の追加
マップタブをクリックし、インフラストラクチャビューより監視機器の分類を選ぶ。
例:サーバーならServers、無線APならWireless等
で、やたら目立たない追加ボタンを押す。

IPアドレス、サブネットマスク、使用する認証(WMIかSNMP)とか選ぶ。
機器によって項目が違うのでそれっぽいのを選ぶ。


5.監視機器の設定
マップから監視機器の名前をクリックすると、スナップショット画面に移行する。ここから設定。
まずはベンダーやカテゴリー等をその監視機器にあわせ適当に設定する。
例:ベンダー:Microsoft カテゴリ:server タイプ:Windows2003 等

パスワードにはネットワーク機器の場合は「SNMP認証」を使用でpublicを選び、WindowsサーバーでWMIを使う場合は「装置に以下の認証情報を使用」でWindowsサーバーのユーザー名とパスワードを入れる。(ローカルサーバーの場合は空白)


6.監視項目の設定
画面下の監視タブより監視項目を選ぶ。

「Performance監視」から「監視追加」ボタンをクリック。
なんか一覧表みたいなのから、必要そうな項目を選んでチェックし、画面下の「OK」ボタンで設定完了。追加された項目の「編集」のアイコンをクリックし、「監視テスト」ボタンを押す。
テストに応答しましたと出ればOK。
エラーの場合、WMIは前の方で設定したWindowsのユーザー名とパスワードか、ファイヤーウォールとかが怪しいと思う。SNMPの場合は機器にSNMPの設定をしていないか、パブリック名とファイヤーウォールあたりが怪しい。

で、CPU使用率とか、ディスク利用率とかの文字をクリックするとグラフが表示される。素晴らしい。

まずはここまで。